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どうも、お値段的にmont-bellの登山靴に手が出せなかった男です。学生の内はお財布に優しい、ワークマンで登山装備一式揃えたいと思います。

というわけで日本一周22日目。今回は日本一高い山、富士山に登ってきました!以前の月山登山と比べるとかなりきつかったですが、僕の中でとても貴重な経験に、そして大切な思い出になりました!

今回は写真多め、登山レポみたいな形なので、いつもより気楽に読んでもらえたらと思います!ではいってみましょう!

Contents

  1. はじめに
  2. 富士登山の朝
  3. いざいざ、富士登山!
    1. 【07:20】五合目(2,305m)
    2. 【07:51】六合目(2,390m)
    3. 【08:35】七合目(2,700m)
    4. 【09:30】八合目(3,100m)
    5. 【10:28】本八合目(3,400m)
    6. 【11:08】九合目(3,600m)
    7. 【11:27】富士山頂上!(3,776m)
    8. 【14:01】下山完了
  4. おわりに

富士登山の朝

おはようございます。ただいま朝4時半です。

ここからの過酷な登山に向けもう少し寝ていたいのですが、早朝から登るためにはこれくらい早起きしなくてはなりません。

富士山にはいくつかの登山ルートがあるのですが、今回は最もメジャーな吉田ルートを選択しました。

こちらは山梨県側から登るルートで、「富士スバルライン五合目」という場所まではバスで、そこからは自分の足で登っていくことになります。

登山シーズンはマイカー規制が敷かれているため、普通車では五合目までは行けないんですね。

※ただし、電気自動車燃料電池自動車はマイカー規制の対象外となります。それらに乗っている方は、確認証を交付してもらうことで五合目まで車で行くことができます!

ということで朝5時半。有料駐車場(富士山パーキング)に車を停め、バス停へ向かいます。6時発のバスに乗り込み、五合目まで向かいます!!

五合目の時点で、既に標高は2,000mを超えています。以前登った山形県の月山が標高1,900mほどだったので、もうそれ以上の高さの場所に来ちゃったんですね!

景色

運よく天気も快晴。これから登る富士山もくっきりはっきり、きれいに見えます。この時点でワクワクしてきましたよ!!

富士山

いざいざ、富士登山!

さて、「富士スバルライン五合目」で売店を物色し、準備運動を済ませたら、早速登山開始です!

現在朝の7時20分。登山道の入口付近で検温してもらったらさぁ、行ってきます!!

開始地点

【07:20】五合目(2,305m)

最初の内はこのような平坦な道が続きます。ここでウォーミングアップ!というわけで、ゆっくりゆっくり歩いていきます。

まだ標高も低く、日差しもあって暑いくらい。腕まくりして歩きます。

平坦な道

ちなみに、この時点ですでに雲より高い位置にいるんです!下に広がる雲を横目に歩いていきます。

こんな風に「雲を見下ろしながら歩く」だなんて、普通に過ごしてたら絶対にない、なんとも贅沢な経験です。

雲の上

ただ、そこからしばらく進んでいく内に少しづつ坂道が急になってきます。ここで飛ばしすぎると後でバテてしまいますから、焦らずゆっくり。

坂道

五合目はこのような坂道を進んでいくことになります。

【07:51】六合目(2,390m)

しばらく歩くと安全指導センターという建物が見えてきます。ここでは吉田ルートの地図がもらえたり、登山の際の注意事項などを教えてもらえたりします。

その他お手洗いなどもあって、実質ここが最初の休憩ポイントとなります。

ここでもらえる地図は、「自分が今どの辺にいるのか」「次の山小屋まであとどのくらいか」などを把握する時に大いに役立ちます。なくさないようにしましょう!

地図

※ちなみに、その建物が六合目開始の目印でもあります。それを知らなかった僕は、「いつ六合目に入るんだ?」なんてそわそわしながら、気がついたら七合目まで来ていました...。

六合目に入ると、少しづつ坂も急こう配に、そして足元にはゴツゴツの岩が登場してきます。

六合目

ですが、登る大変さは五合目の時とあまり変わらないように感じました。後でバテてしまわないよう、体力を温存しながらゆっくり進むことが大切です!

【08:35】七合目(2,700m)

七合目に入るとそれまでの比較的歩きやすい道から一変。岩場だらけ、ゴツゴツの道が始まります!

岩場道

このあたりから「ハイキング」っていう感じじゃなくなり、真の意味で「登山」ぽくなってきました。

この辺りは転んで頭を打ったりなんかしたら本当に危険!ゆっくり慎重に登っていきます。

しばらく進んでいくと、吉田ルート五合目から登って初めての「山小屋」が表れます。ここで一休み。

山小屋

行動食と称して、おやつをいただきます。空気が美味しい!景色がきれい!だからいつもよりおいしい!!

おやつ

さて、十分に休憩を取った後は、再び重たい足を動かしていきます。標高が上がるにつれ、そこから見える景色もより壮大になっていきます!天気がよくて本当に良かった!

景色

そのまま山小屋に着いては休憩し、着いては休憩し、を繰り返していきます。岩場道はとにかく体力を持っていかれるので、こまめに休憩していかないと頂上までたどり着きませんね。

岩道

しばらく上り進めていくと、このような鳥居に出会います。これをくぐれば、七合目も後半戦へ!

鳥居

鳥居をくぐった先にある山小屋でトイレ休憩。知っている方もいるかもですが、富士山のトイレはチップ代200円が必要です。登山の際は小銭を多く持っていくようにしましょう!

チップ

こんな調子で、七合目はひたすら岩場を進んでいくことになります。空気も薄くなってくるので、無理せず「このペースじゃ遅いかな?」くらいの気持ちで足を進めるくらいがちょうどいいように思えました。

岩場

【09:30】八合目(3,100m)

登り始めてから2時間と10分。「是ヨリ八合目」の看板を発見!

八合目

足の疲労がすさまじいですが、それ以上にそこからの景色が圧巻すぎて!何しろ標高は既に3,000mを超えています。

この時点で「あぁ、登ってよかったわぁ。」と思えますよね。

景色

山小屋で休憩。柿の種(梅)を食べながら足を休めます。風も強くなってきて、座っていると肌寒さを感じます。

10分程座ってゆっくりしたら、いざ八合目の道を進んでいきます。僕の体感では、先ほどまでよりコンスタントに急勾配な道になりましたが、足場がゴツゴツの岩じゃなくなったためか、七合目の道よりだいぶ楽に感じられましたね。

八合目

ただ、どっと来る疲労感や風の寒さがだいぶ効いてくるようになったため、ここからはイヤホンを装着!アップテンポな曲で体を挑発し、足を進めていきます。

八合目

途中の山小屋で再度休憩。再びおやつの袋に手を伸ばしたところ...

傍聴おやつ

なんとびっくり、袋が膨らんでいる!なんでも気圧差の影響だとかなんだとか。おもしろいですね。

ちなみに味は変わらず、いや、むしろ下界で食べたときより美味しくなっている!!

と、そんな調子で八合目を登っていきます。足場が岩でなくなった分楽になり、それによって体力的にも少し余裕が出てきたのでした。

八合目看板

【10:28】本八合目(3,400m)

登り始めてから約3時間。到着した山小屋でいよいよ「本八合目」の看板を発見。ここから本八合目に入ります。

本八合目

ちなみに「八合目」と「本八合目」との違いですが、知りません(投げやり)。

このあたりから勾配がまた急になっていきます。標高も高く気温もだいぶ下がってきたので、このあたりで上着を羽織ります。

そしてこのあたりから、なにやら山頂に黒い影が...。これは雲行きが怪しくなってきましたね...。二つの意味で...。

九合目

10時45分。最後の山小屋「御来光館」に到着です。この先頂上まで山小屋はないので、お手洗いやゆっくりした休憩はここ「御来光館」で済ませておきましょう!

御来光館

そうこうしているうちに雲は迫り、ついには辺り一面真っ白に...。もはや景色は見えず、風も強まり気温も下がっていきます。「ここで負けるか!」とイヤホンの音量を上げ、より気分を高めて進んでいきます。

苦も生き

【11:08】九合目(3,600m)

登り始めて3時間50分。真っ白な視界の中、白木の鳥居が姿を現します

九合目鳥居

そう、いよいよここから九合目に入ります!頂上まではあと少し!

九合目

ここからはイヤホンをはずし、ラストスパートをかけます。視界はさらに白く、風はさらに強く、そして足場はさらに悪くなっていきます。

が、いよいよゴールがそこまで見えてきたからでしょうか、その足取りはこれまでよりも軽く、そして速くなっていきます。

九合目道

実は小学生の頃にも一度富士山に登ったことがあるのですが、その時はこの九合目で限界が来てしまい。数歩進んでは休み、また数歩進んではまた休み、といった具合だったことを思い出しました。

ですが僕も大学生になり、今はその道をひょいひょいと進んでいる。なんだか自身の成長を感じますね。

そうしていろいろと考えながら、最後の山道を登っていきます。そうしているうちにいよいよ...

鳥居

お?

鳥居

おお??

【11:27】富士山頂上!(3,776m)

頂上

午前11時27分。登山開始から4時間7分。やりました!頂上です!!この石碑を見つけた瞬間にこみ上げてきたその喜び、達成感ったら、それはそれは大きなものでした

記念写真

ただ、頂上の天気はもう大荒れ!風ゴウゴウ!!今この疲れ切ったこの体が、即刻この場から離れることを要求しています。

もう少し頂上を堪能したかったのですが、やむなしに即刻下山道に入ります。

さようなら、富士山頂!絶対また登りに来るからね!!そうお別れを告げ、頂上を後に。

頂上碑

【14:01】下山完了

さて、富士山頂に別れを告げた後は、下山道を進んでいきます。吉田ルートは登山道と下山道が異なるため、行きの人帰りの人で道がごった返しになることはないんですね。これはありがたい!

ただ個人的な感想として、正直下りは登りよりも酷なものでした。「登頂」という目的を達成した後の、若干の燃えつき症候群のような状態。山小屋もあまりない。体力ももう残ってない。あまり変わり映えしない単調な、それでいて注意しないと転んでしまいそうな急こう配の道。

おまけにこの日は視界も悪く、景色も見えない。なかなかに酷ですね。

下山道

下山はとにかく、疲れを紛らわすためにイヤホンでガンガンに音楽を流していました。ただ、そうして必死に下山している間に少しづつ雲がはれ、景色が開けてきましたよ!

下山景色

しばらく進むと、このような分岐に出会います。吉田ルートを登ってきた人は、ここで左に進まなくてはなりません!

分岐

疲れていたり曇ってて看板がよく見えなかったりしてうっかり右へ進んでしまうと、全く別の場所に出てしまうので注意です!

なぜここまで念入りに忠告するかと言えば、そう。僕がその「右へ進んでしまった人」だからです...。幸いすぐに気づけて引き返せましたが。

六合目、安全指導センターのあたりで登山道と合流します!ここからは行きに通った道を戻る形で進んでいきます。この時六合目の天気も悪く、景色はあまり見えませんでした。

この時ばかりは「朝早くに登っておいてよかった!」と、自分をほめてあげましたね。

そしてついに14時1分。小雨振り出す中、初めのモニュメントの位置まで戻ってきました。下山完了です!!

下山完了!

というわけで、タイムは登り4時間7分、下り2時間34分。合計6時間41分でした!!

標準時間が合計9時間40分とのことなので、初心者にしてはだいぶ速いタイムなのではないでしょうか!これはうれしいですね、

というわけで、心地よい疲れを残し帰りのバスへ。そこから今日だけはとビジホに泊り、ご当地ビールでお祝いの乾杯をしたのでした。

ビール

おわりに

今回は日本一周中に富士登山をした様子をお届けしました!疲労感や足の痛み、日焼けなどに今も苦しんでいます。

それでも最高の経験、何より最高の思い出になった!登ってよかった!!そんな気持ちでいっぱいです。

今回登った吉田ルートは富士登山の中で最もメジャーな、初心者向けのルートです。今後更に登山経験を積み、他の少し難易度の高いルートからも登頂してみたいな、なんて結構本気で思いました。

それでは、ここからはもう少し静岡、山梨を回っていきたいと思います。その様子もぜひ。それでは!

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かんさん

情報学部に編入した大学3回生です。

HTMLとCSS、Java Scriptの練習で1からブログサイトをコーディングし作成。日本一周旅の様子からちょっとした小話まで、幅広く発信していきます!