20xx/xx/xx
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どうも、このところず~っと天気が曇り空で、何だか悲しい男です。たまにはパッと晴れてほしいものです。
というわけで、日本一周旅34,35日目。今回は四国編です!主に香川・愛媛をメインに、四国をグル~っとする形でドライブしてきました。
Contents
Day34【高知】
おはようございます。昨日(33日目)の記事では、淡路島のスポットをいくつか周っていました。
その後四国入りし、徳島で渦の道に寄った後、そのまま徳島の道の駅で車中泊。
そうして本日34日目。今日からいよいよ本格的な四国旅が始まります。本日は高知県の二大岬をメインに周っていこうと思います!
室戸岬
最初の目的地は室戸岬です!高知の二大でっぱりの、右側の方です。
ということで、徳島から室戸岬まで、車を走らせていきます。この道のりが、走っていて本当に楽しかった!!
左手に広大な海。右手に連なる山々。その間を走る私。爽快感が半端じゃなかったです。
また道すがら、笠をかぶり白衣に身を包んだ「お遍路」中の方を何人かお見掛けしました。文明の利器を用いて移動している僕としては、その足で四国各地を闊歩していくそのお姿、本当に尊敬します。
そうして車を走らせること67km。1時間46分。ようやっと室戸岬に到着です!無料駐車場に車を停めた後、辺りを散策していきます。
この岬では、海の目の前まで行くことができます。こうして海の目の前まで行くっていうのは、思い返せばかなり久々なことでした。
ここ最近はちょっと遠いとこから、もしくは高い崖みたいな場所から海を眺めることが多かったので。
また、室戸岬には山の中を走ることができる「室戸岬スカイライン」が通っているのですが、道中の駐車場に車を停めそこから少し歩くことで室戸岬灯台へ行くことができます。
この灯台、かなり高さのある場所に位置しています。なのでそこから見える水平線は、それはそれは絶景ですよ!
どうやら「恋人の聖地」でもあるとのことなので、カップルの方は特に必見!あまり人もいなかったため、非常に贅沢な時間を過ごすことができました!
足摺岬
さて、お次に向かいますは足摺岬!高知の二大でっぱりの、左側の方です。
ちなみにこちら「足摺岬」の方が南に位置しており、四国最南端の地となっております。
ということで途中休憩を挟みつつ、何とか足摺岬に到着です!走った距離。なんと197km。
10時ごろに室戸岬を出たはずだったのに、足摺岬到着はなんと16時半。超疲れた...。
ちなみに、写真に見える後ろ姿はジョン万次郎です。日本人として初めてアメリカに渡った偉人として有名ですね。新島襄に学問を教え、彼の海外渡航への野心に少なからず影響を与えた一人でもあります。
近くには「ジョン万次郎資料館」もあるので、興味がある方はぜひ。
というわけで、いざ足摺岬!ここ一帯は自然歩道になっているようで、自然あふれる岬付近を散策することができます。
こちらが足摺岬の展望台からの眺めです!先ほどの室戸岬とは違い、なかなか高さのある崖から見下ろすような形で、海や崖を巨視的に眺めることができます。
天気が若干悪いのが残念ですが、侵食された岩肌も相まって、実に壮大な景色が広がっています!!
こちらは若干雲が引いてきた時のお写真。向こうに見えますは足摺岬灯台です。先ほどの自然歩道を通って灯台の目の前までいくことができます!!
どちらも同じ「高知のでっぱり(岬)」なのに、そこから見える景色はだいぶ違うものがあって面白かったですね。
ただ共通して言えることは、僕はやっぱり、でっぱり(岬)から眺める海が大好きだ!!
国道439号線(ヨサク)
それは、足摺岬から本日の車中泊地「道の駅 四万十大正」への道すがらのことでした。
足摺岬を満喫した僕は、ナビで「道の駅 四万十大正」をセット。ナビに従い、曲をかけ、いつも通り国道をドライブ。
四万十市を通過したくらいのことです。「道路標識界の嫌われ者」こと幅員減少の看板を発見。
うわ~まじかぁ~。ここから道が狭くなるのか~。なんて考えつつ慎重に進んでいくと...。
...ん?反対車線はどこ行った??
僕の前に現れたのは、車二台も通れないような細っそい細っそい、細っそい真っ暗道。左手を見れば、落ちたら一発アウトな断崖絶壁。加えて超うねうねしたカーブ道。
あれ、道間違えたかな?何度カーナビを確認しても、間違いなくこの道を行けと言っている。おまけに時たま、「国道439」の看板も経っている。...え、これ国道なの?
かといって、Uターンできるような広さすらない。もう覚悟を決め、慎重にこの阿保みたいな道を進んでいきます。
「誰も来るな、誰も来るなよぉ~」。何度も何度も念じながら、かつ横の崖から転落しないよう、慎重にうねうね道を進んでいきます。
もしここで事故ってドラレコ映像を確認されでもしてたら、たぶんめちゃめちゃひとり言をしゃべる僕の声が入っちゃってると思います。恥ずかしすぎて顔真っ赤でしょうね。
そんなわけで、この過酷な道をなんとか進んでいき、ようやく広い道に出ることができました。前から一台も車が来なかったのは不幸中の幸い...。
その後調べてみた所、この国道439号線、通称「ヨサク」は日本でもトップクラスの「酷道」であることが判明。我がナビよ、どうして僕にそんな道を勧めたのか...。
ヨサクは僕が通った道以外にも、その奥へまだまだ続いているとのこと。よほど運転好きのドMの方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。僕はもう二度と行きません。
こうして、長時間運転に加えさらにヨサクの疲労も加わり、それはもうヘトヘト状態。到着した道の駅でぐっすり眠ることができたのでした。
Day35【愛媛】
おはようございます。若干昨日の疲れが尾を引く中、起床です。道の駅近くを流れる四万十川を眺めに行きつつ、朝の支度を済ませていきます。
ちなみに、写真右側に写る橋の奥には、あの憎きヨサクが繋がっています。あれは本当につらかった...。
なんか昨日の思い出が、あの「ヨサク」に全部持っていかれた感じがします。
ということで、時間の都合上本日で四国旅は最終回!しまなみ海道を通り、今日で四国を後にします。
来島海峡SA
さて、車中泊をさせてもらった道の駅から、早速車を走らせます。
実は本日、四国を出る前に最後四国カルストというスポットに行く予定でした。ただ、そこに行く道が深い霧に包まれちゃっていて。
もしかしたら「蔵王のお釜」の悲劇が再び起きてしまうのではないか。そう感じ、今回は断念。泣く泣く引き返すことに。
ということで、特に何処によるわけでもなく、そのまま高知から愛媛入り。本州へ戻るためにしまなみ海道に入ります!
そして本日最初で最後の寄り道スポットがここ、来島海峡SAです!四国側からしまなみ海道に乗った時、最初に登場するSAとなっております。
この来島海峡SAのフードコートでは、愛媛名物宇和島風鯛めしをいただくことができます。正直、これが目当てだった!!
ちなみに宇和島風鯛めしとは、ご飯の上に新鮮な鯛をのっけて頂く、いわば「海鮮丼」のようなものです。
他にも、「鯛をご飯と一緒に炊きこむ」タイプの鯛めしも存在したりするのですが、僕は断然「宇和島風」派です!!
ということで、早速作ってみましょう!卵とかきまぜた出汁に鯛を浸す。別の黒いお茶碗にご飯を半分よそい、そこに鯛・薬味をのっけてお出汁をかければ完成です!
我ながらお上手...。一度の注文で二杯分の鯛めしが作れるので、薬味などで味変ができるのも楽しいですね。ということで、いただきます!
お味の方はもう、言葉にするまでもありませんね...。こんな贅沢なもの、美味しいにきまってるじゃん!鯛や出汁のおいしさに、ご飯をかきこむ手が止まりません!!
個人的に、鶏の唐揚げがついてくるのが嬉しいポイント!「お吸い物⇒鯛めし(一杯目)⇒唐揚げ⇒鯛めし(二杯目)」の順に食べれば、もう最ッ高!!
あっという間に、ごちそうさまでした!
鯛めしは食べたいけど、本格的なお店に行く勇気はない。そんな方はぜひ、こちらのSAに寄ってみましょう。
※実は元々は、松山市内の本格的なお店に食べに行く予定でした。しかし前日お風呂に入れていなかったので、この状態で本格店に行くのはちょっとなぁ...。とうわけで、今回こちらのSAでいただくことにしたのでした。
また、このSAは他にも「しまなみピン」や「豊富な愛媛土産」、「ミカンジュースが出る蛇口」など、もはやここを目的地に、しまなみ海道に乗れちゃうレベルで楽しい施設になっています。
しまなみ海道の上り下り、どちらからも入れるのも嬉しいポイントです!
というわけで、鯛めしに心もお腹も満たされた僕。SAで買った一六タルトを片手にしまなみ海道を駆け抜けていきます。
辺りに広がる島々を眺めながら本州へと降り立ち、そのまま広島の下宿先アパートへ一旦戻るのでした。
おわりに
今回は日本一周旅34,35日目。四国を二日で駆け抜けた様子をお届けしました。
今回は香川には寄れず、またその他の県もドライブがメインだったのであまり観光地には寄れませんでしたね。
個人的に、四国は自然豊かな道が多く、走っていてとても気持ちがよかったです(ただしヨサクを除く)。
四国へ行くには何かしらの有料道路に乗らなければならないのがネックですが、それでもこの二日間で「また走りに来たいなぁ」と思えるいい場所でした(ただしヨサクを除く)。
というわけで、ここから広島の下宿先に一旦帰った後、いよいよこの旅の最終章「九州・沖縄編」が幕を開けます!
残りわずかとなったこの旅。ここからも全力で味わい尽くしていきたいと思います。それでは!!
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